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❤性狂育委員会❤
第1章 プロローグ

やよいの心中を見透かしているかのように、権蔵は的確に彼女の隠された欲望を捉えていた。
彼は乳房への容赦ない攻撃を一旦終えると、冷たい視線を下半身へと移す。
暗がりの部屋は、壁に取り付けられた間接照明がほんのりとした光を投げかけ、葉巻の煙がゆっくりと漂い、影を揺らしている。
肩を震わせ、荒い息を整えようとするやよい。
葉巻を前歯で咥えたまま、唇は無理に口端を広げ、その隙間からスースーとか細く呼吸音が鳴り響く。鼻腔から立ち上る煙を彼女は必死に呼吸で制御しようと努めている。その姿は彼女の知的で端麗な美貌とはかけ離れ、無様で滑稽な姿であった。それでもその顔には緊張と焦燥に包まれていた。
権蔵は鞭を手に取り直し、その先端をやよいの胸元の谷間に滑らせる。冷たい革の感触が、彼女の汗ばんだ肌をなぞり、鳩尾から腹筋の中央へと進む。
突然、鋭い一撃がへそを襲った。
パチーンッ!
乾いた音が室内に響き、やよいの身体が反射的に跳ねる。
その様子を愉しむ権蔵は、ニヤリと口角をあげ笑った。
さらにその鞭はゆっくりと下腹部へ移動し、やがて恥丘に到達する。
鞭の先端を立て、まるで突き刺すかのように彼女の敏感な部分を突いた。
「おぅっ!」
その刺激に反応するやよい。
しかし権蔵はじらすようにその動きを止め、あえてその場から鞭をずらした。
彼の冷徹な性格が表れた瞬間だった。彼は最も甘美な部分を最後に取っておくことに長けていた。
拘束されたやよいの両脚は大きく左右に開かれて、緩やかなM字開脚のまま微動だにしない。
その姿を見下ろしながら、権蔵は鞭を軽く握り直し、そのしなやかなフラップを用いて、両腿を優しくなぞり始めた。膝の上から股関節の付け根へと、まるで刷毛で絵を描くかのようにゆっくりと丁寧に撫でていく。
右の内腿をなぞり、さらに左内腿をなぞる。
その感触に、やよいは一瞬くすぐったさを覚えるものの、次に訪れるであろう痛みを想像するだけで全身がこわばるのであった・・・。
彼は乳房への容赦ない攻撃を一旦終えると、冷たい視線を下半身へと移す。
暗がりの部屋は、壁に取り付けられた間接照明がほんのりとした光を投げかけ、葉巻の煙がゆっくりと漂い、影を揺らしている。
肩を震わせ、荒い息を整えようとするやよい。
葉巻を前歯で咥えたまま、唇は無理に口端を広げ、その隙間からスースーとか細く呼吸音が鳴り響く。鼻腔から立ち上る煙を彼女は必死に呼吸で制御しようと努めている。その姿は彼女の知的で端麗な美貌とはかけ離れ、無様で滑稽な姿であった。それでもその顔には緊張と焦燥に包まれていた。
権蔵は鞭を手に取り直し、その先端をやよいの胸元の谷間に滑らせる。冷たい革の感触が、彼女の汗ばんだ肌をなぞり、鳩尾から腹筋の中央へと進む。
突然、鋭い一撃がへそを襲った。
パチーンッ!
乾いた音が室内に響き、やよいの身体が反射的に跳ねる。
その様子を愉しむ権蔵は、ニヤリと口角をあげ笑った。
さらにその鞭はゆっくりと下腹部へ移動し、やがて恥丘に到達する。
鞭の先端を立て、まるで突き刺すかのように彼女の敏感な部分を突いた。
「おぅっ!」
その刺激に反応するやよい。
しかし権蔵はじらすようにその動きを止め、あえてその場から鞭をずらした。
彼の冷徹な性格が表れた瞬間だった。彼は最も甘美な部分を最後に取っておくことに長けていた。
拘束されたやよいの両脚は大きく左右に開かれて、緩やかなM字開脚のまま微動だにしない。
その姿を見下ろしながら、権蔵は鞭を軽く握り直し、そのしなやかなフラップを用いて、両腿を優しくなぞり始めた。膝の上から股関節の付け根へと、まるで刷毛で絵を描くかのようにゆっくりと丁寧に撫でていく。
右の内腿をなぞり、さらに左内腿をなぞる。
その感触に、やよいは一瞬くすぐったさを覚えるものの、次に訪れるであろう痛みを想像するだけで全身がこわばるのであった・・・。

