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第1章 プロローグ

やよいはその痛みに耐えきれず、「お゛ぉ～～～っ！」と唸り声を上げる。腰がビクン、ビクンと跳ねるたびに、彼女の体は衝撃と痛みに反応し続ける。
バシッ！バシーンッ！
ビシッ！バチーンッ！
やよいの声と動きがさらに権蔵を興奮させた。彼女が反応する度に彼の心臓が高鳴り、鞭の動きを加速させ、鞭は容赦なく振り下ろされる。
ビシッ、ビシッ。バシッ！バシッ！
「おっ！お゛ぉ～～～～っ！」
無言で鞭をやよいの両腿に叩きつける・・・。
ビシッ、バシーンッ！
「あうっ！お゛ぉ～～～っ！」
ビシッ、バチーンッ！
「あうっ～～！お゛ぉ～～～っ！」
バシッ、バシーンッ！
「おっ！お゛ぉ～～～っ！」
バシッ、バチーンッ！
「うおっ！お゛ぉ～～～っ！」
鞭の音が連続し、部屋の中にリズムを刻む。そのたびにやよいの体は跳ね上がり、痛みにもがきながら全身でその衝撃を味わっていた。
彼女の葉巻は細かい灰を顔に落し、少しずつ短くなっていく。
鼻腔と口からは濃い紫煙が宙に舞い、呼吸することがさらに彼女を追いつめていた。

権蔵は高鳴る興奮を鞭に託し、挟まれている10個のクリップにも標準を合わせた。
右内腿の肉に挟まれたクリップ1つを正確に打ち抜くとガチッと鈍い音がして弾き飛ぶ。
鞭とは違う激痛がやよいを襲う。彼女の挟まれた肉が摘ままばれ、ちぎれる痛みが全身を駆け抜ける。

間髪入れずに再度両腿とクリップに鞭が振り下ろされる。
「バチーン！」「ガチッ、ピーン」弾き飛ぶクリップ・・・。
交互に異なる衝撃と激痛がやよいの脳幹を破壊するように襲い掛かる。
「う゛お゛ぉ～～～～～～～！」
これまでにない唸り声が腹の底からわき上がる。
その声は権蔵に心地よい調べに聞こえていた。
「さあ、もっと唸ってみろ！」
興奮じみた声と共に、権蔵は鞭を左右のクリップを交互に打ち弾き飛ばす。
「お゛・お゛・お゛・お゛ぉ～～～～～～～！」
歓喜の美声がこだましていく・・・。
鞭の殴打がとめどなく繰り返される。権蔵の心臓は高鳴り続け、やよいの反応が彼をさらなる興奮へと導く。やがて二人の動きが妖艶にシンクロし、鞭の振り下ろしと彼女の反応が一つの流れるようなリズムを生み出してく。
やよいの大事な部分には光る雫が室内の薄明りに浮かび上がり震えと共に瞬いていた。そして権蔵の股間のイチモツはズボン越しにはっきりとした形状の輪郭が顕れていた・・・。