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第1章 プロローグ

やよいの秘肉の開口部がわずかに脈動し、生きた臓器としての息づかいを感じさせる。その奥行きは、深い奈落へと続く隙間のように神秘的であり、見る者の視線を吸い込むような磁力を帯びていた。血の通った紅い色の微妙な濃淡が妖しく絡み合い、彼女の生命力と欲望がそこに凝縮されているかのようだった。

生殖器としての単なる肉体の一部を超え、彼女自身の妖艶さと官能の本質を体現する象徴であった。ほのかに漂う尿液の甘酸っぱい香りと湿り気が、感覚を狂わせるほどの色気を放ち、まるで触れるだけで禁断の果実に手を伸ばしたかのような背徳感を彷彿させるのであった。

やよいの“淫唇”は、湿り気を帯びた艶やかな光沢を纏い、まるで生きているかのように微かに脈打っている。その生々しい質感と無垢な輝きは、禁忌と官能の狭間で妖しく揺れ、色気に溶け込むように漂っていた。その様子に権蔵の眼差しは吸い寄せられ、凝視するうちに彼の魂が奪われていくようであった。

やよいの淫唇はその視覚的な誘惑によって、彼の内なる加虐的な欲望を焚きつける燃料となり、無意識のうちに呼吸を荒くさせる。胸の奥で熱く煮えたぎるような衝動が、彼の身体を突き動かす。淫唇から放たれた妖艶なオーラは、彼の本能を直接刺激し、彼をいきり立たせ、精神のみならず、肉体的な興奮をも頂点へと追いやっていった・・・。