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愛欲ハーレム・妄想の処女〜琴葉【官能作家・霧山純生の情事】
第22章 妄想の乙女〜処女の矛盾
「それは……ど、どうすれば」
「証明の方法はきみが考えるんだ」
戸惑う娘を突き放す。しばしのあいだ私を見つめていた琴葉は、いきなりしゃべり出した。
「尾崎さんに脅されたんです。ここまで連れてきてくれた車の中で、下着を脱げって。嫌だったのに、恥ずかしかったし。でも」
「ちょっと待った。待ってくれ」
予想外の告白に面食らってしまい、しゃべり続ける娘を制止した。
「話を整理しよう。尾崎オーナーに脅迫されたと言ったね」
「はい。そうなんです」
「脅迫のネタはなんだ」
「それは……」
「言いたくなければ……」
気を遣って言いかけたら、
「裸の写真を撮られたんです。ラブホテルに無理やりに連れ込まれて、服を脱がされて縄で縛られて、犯されそうになったんです」
「なんだと」
「恥ずかしい写真をいっぱい撮られました。怖かった。逆らえなかった」
あの男、なんという卑劣な。
そんな男っだったとは知らなかった。
尾崎オーナーが女好きなのは、特に若い女が好みなのはわかっていたが、まさか暴力に訴えるとは。
「証明の方法はきみが考えるんだ」
戸惑う娘を突き放す。しばしのあいだ私を見つめていた琴葉は、いきなりしゃべり出した。
「尾崎さんに脅されたんです。ここまで連れてきてくれた車の中で、下着を脱げって。嫌だったのに、恥ずかしかったし。でも」
「ちょっと待った。待ってくれ」
予想外の告白に面食らってしまい、しゃべり続ける娘を制止した。
「話を整理しよう。尾崎オーナーに脅迫されたと言ったね」
「はい。そうなんです」
「脅迫のネタはなんだ」
「それは……」
「言いたくなければ……」
気を遣って言いかけたら、
「裸の写真を撮られたんです。ラブホテルに無理やりに連れ込まれて、服を脱がされて縄で縛られて、犯されそうになったんです」
「なんだと」
「恥ずかしい写真をいっぱい撮られました。怖かった。逆らえなかった」
あの男、なんという卑劣な。
そんな男っだったとは知らなかった。
尾崎オーナーが女好きなのは、特に若い女が好みなのはわかっていたが、まさか暴力に訴えるとは。