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愛欲ハーレム・妄想の処女〜琴葉【官能作家・霧山純生の情事】
第5章 温泉旅館で姫初め〜姫初め
「わたしは入ったばかりだし。どうぞ先生と麗奈で愉しんできてください」
恥ずかしげに、しおらしく遠慮を見せた。
「お二人が行っているあいだ、この旅館の探検をしてきます。迷路みたいになっているから楽しそう」
「そうか。気をつけるんだよ。冷えないように暖かい格好で行きなさい」
「はい。じゃあね麗奈」
「うん。またあとでね。探検の成果を聞かせてね」
隣の部屋で浴衣に着替え、半纏を羽織った麗奈を連れて部屋を出る。同じく美月も、私たちとは途中で別れ、別の廊下へ。二人きりになると麗奈が腕を絡ませてきた。
「先生?」
「なんだい」
「あのね」
身体を寄せた麗奈が甘い声でささやいた。
「相談があるんです」
「ん? なんの相談かな」
自分から相談がと言っておきながら麗奈はそこで黙ってしまった。そして、
「……あとでお話ししますね」
甘く湿った声が思わせぶりにささやく。
つい先ほど美月と入ったばかりの大浴場は、相変わらず誰もいない様子だ。だから、美月と同じように、男湯へ麗奈を誘う。
「恥ずかしいわ。先生」
恥ずかしげに、しおらしく遠慮を見せた。
「お二人が行っているあいだ、この旅館の探検をしてきます。迷路みたいになっているから楽しそう」
「そうか。気をつけるんだよ。冷えないように暖かい格好で行きなさい」
「はい。じゃあね麗奈」
「うん。またあとでね。探検の成果を聞かせてね」
隣の部屋で浴衣に着替え、半纏を羽織った麗奈を連れて部屋を出る。同じく美月も、私たちとは途中で別れ、別の廊下へ。二人きりになると麗奈が腕を絡ませてきた。
「先生?」
「なんだい」
「あのね」
身体を寄せた麗奈が甘い声でささやいた。
「相談があるんです」
「ん? なんの相談かな」
自分から相談がと言っておきながら麗奈はそこで黙ってしまった。そして、
「……あとでお話ししますね」
甘く湿った声が思わせぶりにささやく。
つい先ほど美月と入ったばかりの大浴場は、相変わらず誰もいない様子だ。だから、美月と同じように、男湯へ麗奈を誘う。
「恥ずかしいわ。先生」