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心の中のガラスは砕けて散った
第3章 依頼

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翌日
森川 悟
住所 ・・・・・・・〇〇マンション715
藤堂は陸運事務所で貰った 登録者証明書を眺めていた
朝何時もの様に由美の後ろを付いて駅までバスに乗り
そのまま陸運局へ足を運び 昨日桃花が撮影した
車のナンバーの所有者を割り出して 今日の行動を
考えていた そこへ桃花がヘルメットを抱え
事務所へ入り 給湯室へ向かう桃花に
「 桃花ちゃん 今日後の事頼んで良いかな? 」
給湯室でお湯の沸く音の後 カップにティーパックの紅茶を
入れたまま抱えた桃花が出て来て ジト目で見て
「 スナック、デンデンムシの ママ? 」
藤堂は顎でテーブルの上の証明書を指した
桃花はソファーに座り 証明書を取り上げ
「 此処 駅近のマンションですよね
昨日の車の人? 浮気相手? 」
藤堂が頷き
「 今日少し調べて来る 帰る時間判らないから
録音 細川君か安奈君と行って貰えるか 」
「 良いですけど・・・ 調査だけですか?
デンデンムシの・・・・ ママ・・・ 」
「 調査!! オシゴト!! お仕事! 桃花の
給料稼がないと 」
藤堂は桃花の手に持つ 証明書を取り上げ手帳に
住所を控えテーブルに投げ出した
桃花がティーカップを口にして ジト目で藤堂を見てくる
首を振った藤堂が立ち上がり 手を振り事務所を出て行った
翌日
森川 悟
住所 ・・・・・・・〇〇マンション715
藤堂は陸運事務所で貰った 登録者証明書を眺めていた
朝何時もの様に由美の後ろを付いて駅までバスに乗り
そのまま陸運局へ足を運び 昨日桃花が撮影した
車のナンバーの所有者を割り出して 今日の行動を
考えていた そこへ桃花がヘルメットを抱え
事務所へ入り 給湯室へ向かう桃花に
「 桃花ちゃん 今日後の事頼んで良いかな? 」
給湯室でお湯の沸く音の後 カップにティーパックの紅茶を
入れたまま抱えた桃花が出て来て ジト目で見て
「 スナック、デンデンムシの ママ? 」
藤堂は顎でテーブルの上の証明書を指した
桃花はソファーに座り 証明書を取り上げ
「 此処 駅近のマンションですよね
昨日の車の人? 浮気相手? 」
藤堂が頷き
「 今日少し調べて来る 帰る時間判らないから
録音 細川君か安奈君と行って貰えるか 」
「 良いですけど・・・ 調査だけですか?
デンデンムシの・・・・ ママ・・・ 」
「 調査!! オシゴト!! お仕事! 桃花の
給料稼がないと 」
藤堂は桃花の手に持つ 証明書を取り上げ手帳に
住所を控えテーブルに投げ出した
桃花がティーカップを口にして ジト目で藤堂を見てくる
首を振った藤堂が立ち上がり 手を振り事務所を出て行った

