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隷落の檻・淫獣の島 ~姦獄に堕ちた被虐の未亡人~
第4章 早苗の過去
「手回しがいいな」

シュウが話すと、

「当然ですよ」

シュンは笑った。小屋に戻ると、ショウジが、

「男は、外のシャワーを使え。寒いけど、我慢しろ」

と、笑いながら言い、わたしと母に、

「小屋のなかの風呂場を使ってくれ。給湯中だから、少し待たないと、入れないが。終わったら、声を掛けてくれ」

と、言って、案内してくれた。わたしも、海岸で立っていて、身体が冷えていた。小屋の中に入ると、温い。行くときに、暖房を付けていったのかもしれない。エアコンとファンヒーター、加湿空気清浄機まで、稼働中だった。

あと、家から持ち出した荷物が、わたしが使っていたバックパックと、ボストンバッグに入れられていた。

コートなどの類はなかったけど、生活はできるくらいの服は、下着から室内着、外出着まで、一通り。。。クロゼットのなかで目ぼしいものを詰め込んだという感じだった。男に、下着を見られたのは恥ずかしかったけど、ま、そこを気にしている余裕はなかった。

母は、まだ、怯えている感じだった。どちらかというと、わたしの方が開き直っていたという感じだった。

というのも、母は父としか性経験がなかったから、臆病だったけど、わたしは、高校生だったけど、遊んでいたから、もしかしたら母より経験は豊富だったかもしれない。

母は真面目だった。夫が浮気をしても、家事、育児、一切手を抜かない人だった。だから、父は好き放題していたのだと、わたしは思っている。

頭のいい男なんて狡(ずる)いだけ、信用したらダメだと、確信した。

でも、その一方で、半グレか、はみ出し者か知らないけど、シュウやセイジ、ショウジ、シンヤ、シュンみたいな人の方が信用できると思った。

実際、命懸けで、母を救ってくれた。母を捨てた父と、母を救ってくれた五人。

たしかに、母を追い込んだのは五人かもしれないけど、その原因は父だった。父があんなことをしなければ、五人も来なかったし、母も追い込まれることもなかった。

風呂を上がると、派手なバスタオルが置かれていた。それで身体を拭いて、バックパックとボストンバッグから服を出してきた。

わたしも母も体型はそれほど違いはなかった。違うのは、胸の大きさとお尻の大きさくらい。だから、わたしの服ばかりだったけど、着れないことはなかった。母には少し窮屈だったかもしれないけど。
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