この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
隷落の檻・淫獣の島 ~姦獄に堕ちた被虐の未亡人~
第4章 早苗の過去
「これからは、ハチャメチャでもいいんじゃない?今まで、真面目に生きてきて、いいことがなかったのなら、方向転換も」

わたしは、笑いながら話した。実際、生真面目に頑張ってきた母を見て育ったけど、結果、なんら、生真面目に頑張ったから、何かいいことがあったとは思えない母の人生だったから。

「ハチャメチャ?」

自問自答する感じだった母。

「AVに出ることから始めたら。今までの真面目な自分という殻を破って」

わたしが話すと、

「それは、仕方がないわ。出たい、出たくないって問題じゃないから。出ざるを得ない」

と、嘆く母に、

「嘆くことじゃないわ。自分を変えるチャンスなのよ!」

と、わたしは、母を励ました。

「どうせなら、ハチャメチャなエッチをしたら、何もかも吹っ切れて、変われると思うわよ」

わたしは言った。せっかく、綺麗に生まれて、そのとき、久しぶりに母の全裸を見たけど、身体も綺麗だった。真面目に家事育児を頑張るだけでは勿体無い。

41歳。

そうは見えないスッピンでも、シミが一つもない顔。

肌艶もあって、白い肌。

若い頃より少し太ったと本人は普段から気にしていたけど、ボリューム感のある乳房と臀部。

たしかに、若干、垂れ気味ではあるかもしれないけど、匂い立つ色気があるように思えた。

あと、年齢を感じさせない引き締まったウエストが、乳房の大きさと臀部の大きさを引き立たせる感じだったし、何より、お腹に無駄な贅肉がないことに驚いた。

当時、わたしは胸も未発達だったから、余計に、母の大きな乳房は魅力的だと思ったし、羨望する感じすらあった。

でも、父は、母のこの身体に関心がなかったのはなぜ?それとも、母は父に振り返って欲しくて、このプロポーションを懸命に維持してきたのかもしれないとも思った。

「お母さん、綺麗」

母が風呂から上がるときに、わたしは伝えた。

「ありがとう」

母はそれだけを答えた。その言葉には、たぶん、いろいろな思いがあったのかもしれない。たぶん、わたしにではなく、父に言われたかったのかもしれない。あんな父でも、母にとっては大事な人だっただろうと思う。その思いを裏切った父。わたしにとっては、憎しみの対象でしかなかったけど、母は、複雑だったのかもしれない。
/83ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ