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隷落の檻・淫獣の島 ~姦獄に堕ちた被虐の未亡人~
第4章 早苗の過去
「若気の至りという感じだったのかしら」
母が話すと、
「そうですね。一度、年少に行ったり、ムショに入ったりすると、その繰り返しになりやすいんですよ。いくら、『更生した』『再犯しません』と言ったって、誰も信じてはくれないですからね。結局、金が元で再犯するんですよ。だから、俺は、コイツらを集めて、チームを作ったんです。でも、まともな働き口はないから、こんな感じです。拉致監禁と言われれば、そうなんですよね」
と、頭を掻く、シュウ。
「だけじゃないですよ。性犯罪っていうのがバレると、人口の半分以上が敵になるんですよ」
話したのはショウジ。わかる・・・。女の敵だからね・・・って、わたしは思った。でも、見ていて、この人たちは、更生していると思った。
わたしや母に対して、そういう素振りはなかったし、怪しい視線すらなかったから。
「それは、そうなるわよ。女の敵だから。更生したと言っても、見た目では、わからないから。理解してもらうには、時間がかかると思う。恋人でもいるなら、大丈夫って思ってもらえるかもしれないけど」
わたしは思ったことを素直に話した。
「恋人か・・・」
ショウジが、反応した。
「それか、既婚者だな」
セイジが言った。
「何を言ってんだよ。それが一番、俺たちみたいな前科者にはハードルが高いんだろうが」
シュウが、諦め顔で言った。
「お母さん。お父さんと離婚して、シュウさんと再婚したら?」
わたしが母に言うと、驚いたのは、母よりシュウ。明らか驚きと、そのあとのオドオドした感じ。
「何を言い出すんだ・・・。離婚したらっていうのは、そういう意味じゃない。俺は、前科者だぜ」
シュウがしどろもどろに話すと、横で聞いていたショウジが、
「いいんじゃね。それも。だって、娘さんが「再婚したら」って言っているんだから」
と、言ってシュウを小突いた。母が、
「早苗。何を言い出すの。シュウさんに失礼よ。離婚したとしても、わたしみたいな、受け入れてくれるわけがないじゃない。バツのついたオバサンを」
と、言ってシュウに頭を下げた。
「お、俺は、別に、オバサンなんて思っていないから。それに、バツって、俺の前科とは比べ物にならないから」
何度も、オバサンと連呼していたのに・・・意外に初心なのか顔を赤らめるシュウ。
母が話すと、
「そうですね。一度、年少に行ったり、ムショに入ったりすると、その繰り返しになりやすいんですよ。いくら、『更生した』『再犯しません』と言ったって、誰も信じてはくれないですからね。結局、金が元で再犯するんですよ。だから、俺は、コイツらを集めて、チームを作ったんです。でも、まともな働き口はないから、こんな感じです。拉致監禁と言われれば、そうなんですよね」
と、頭を掻く、シュウ。
「だけじゃないですよ。性犯罪っていうのがバレると、人口の半分以上が敵になるんですよ」
話したのはショウジ。わかる・・・。女の敵だからね・・・って、わたしは思った。でも、見ていて、この人たちは、更生していると思った。
わたしや母に対して、そういう素振りはなかったし、怪しい視線すらなかったから。
「それは、そうなるわよ。女の敵だから。更生したと言っても、見た目では、わからないから。理解してもらうには、時間がかかると思う。恋人でもいるなら、大丈夫って思ってもらえるかもしれないけど」
わたしは思ったことを素直に話した。
「恋人か・・・」
ショウジが、反応した。
「それか、既婚者だな」
セイジが言った。
「何を言ってんだよ。それが一番、俺たちみたいな前科者にはハードルが高いんだろうが」
シュウが、諦め顔で言った。
「お母さん。お父さんと離婚して、シュウさんと再婚したら?」
わたしが母に言うと、驚いたのは、母よりシュウ。明らか驚きと、そのあとのオドオドした感じ。
「何を言い出すんだ・・・。離婚したらっていうのは、そういう意味じゃない。俺は、前科者だぜ」
シュウがしどろもどろに話すと、横で聞いていたショウジが、
「いいんじゃね。それも。だって、娘さんが「再婚したら」って言っているんだから」
と、言ってシュウを小突いた。母が、
「早苗。何を言い出すの。シュウさんに失礼よ。離婚したとしても、わたしみたいな、受け入れてくれるわけがないじゃない。バツのついたオバサンを」
と、言ってシュウに頭を下げた。
「お、俺は、別に、オバサンなんて思っていないから。それに、バツって、俺の前科とは比べ物にならないから」
何度も、オバサンと連呼していたのに・・・意外に初心なのか顔を赤らめるシュウ。