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隷落の檻・淫獣の島 ~姦獄に堕ちた被虐の未亡人~
第4章 早苗の過去
セイジがカメラをセッティングした。目の前の三人掛けのソファーに座る母。対面のソファーに座るシュウ。

「お名前は?」

まるで、面接試験のような感じ。

「菜穂子です」

母は、真面目に答えた。さすがに、苗字は言わなかったけど、名前は本名。

「旦那さんと、最近、エッチをしたのはいつ?」

いきなりエッチな話題に突入するシュウ。

「え?」

ドギマギしている母。首筋がピンク色に染まるほど上気している感じ。恥ずかしがり屋の本領発揮という感じ。母は、あがり症。指折り数える母。

「ほう、10を超えましたね」

微笑むシュウ。

「15年と7カ月くらいです」

母は、生真面目に、月数まで答えていた。

「それは、もう、セカンドバージンどころの騒ぎじゃないですね」

シュウが人好きする笑顔で、何度もうなずいていた。

「セカンド?」

意味がわかっていない感じの母。マジで、そういうことに疎い母。

「バージンって処女ですよね。これくらい間が空くと、それと同じ感じですよって意味です」

わざわざ母に合わせて説明するシュウ。母の様子を見守るショウジ、シュン、シンヤ、そして、フェンダー越しに見るセイジ。どの視線も好意的に思えた。

「それだけの期間、放置する旦那さん、ひどいですね」

シュウが話すと、なぜか、目が潤む母。まさか、未練?それとも、孤独な日々を思い出した?

「ツラいですよね。華のアラサーの10年、まさかの仕打ちですね」

シュウが続ける。頷くと、母の目から大粒の涙がこぼれた。鼻をすすりながら顔を上げた母。その表情をセイジのカメラが追いかけた。

「失礼ですが、今、正確にはおいくつですか?」

シュウがわかっているはずなのに訊くのは撮影だから。

「41歳と5カ月です」

母は、なぜか、カ月まで詳細に話す。たしかに思い出すと、母は、年数は、何カ月まで入れることが多かった記憶が蘇った。

「四十路なのですね。とても、そんな風には見えませんね」

首を傾げてほほ笑むシュウ。それに合わせるように、首を傾げた母。

「可愛い淑女って、僕は好きですよ」

真面目に視線を外さすに話すシュウ。本音?それとも、サービストーク?
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