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隷落の檻・淫獣の島 ~姦獄に堕ちた被虐の未亡人~
第4章 早苗の過去
「ところで、なんとなく、若い感じの装いですね」
シュウが訊いた。それは、わたしの服だから。持って来てくれるのはいいけど、間違いなく、引き出しの上の方から引っ張り出していた。
母は下の方に仕舞っていたから、上の方は全部、わたしの服。
下着も、わたしの下着。だから、ブラジャーはBカップ。
母は、どう見ても、Bじゃない。多分、もっともっと大きい。ただ、ウエストが細くて、アンダーバストも変わらなかったから、留まったけど。せめてもの救いは、フロントホックではなかったこと。
ブラジャーのホックはマックスで、しかも、無理やり留めた感じ。そのうち、ホックが壊れるかも。
その上から着ているのはニット。ニットだと伸びるから着られるけど、それ以外はボタンが留まらない。Vネックの長袖ニットワンピース。しかも、タイトスカートではないのだけど、タイトスカートにしか見えない感じ。その上からニットのプルオーバーという何ともセンスのない感じ。
しかも、どちらも私の服だから小さい。伸ばして着ている感じ。
「あ、これは娘の服だから」
母が正直に答えた。シュウも、事情は何となく分かったらしい。
「なるほど」
とだけ言って、その話題を変えるのかと思いきや、
「似合っていますよ。娘の服が似合うっていうのは、若い証拠ですよ。たしかに、四十路には見えない。三十路ですね。しかも、前半」
シュウが若いと褒めると、恥ずかしそうに顔を隠す母。でも、笑顔。母が笑顔なのは久しぶりだった。
「娘さん。高校生ですよね。高校生の保護者で、こんな若く見えるって、後妻ならともかく、実の娘さんですよね。しかも、今日、ノーメイクですよね」
シュウが、顔を近づけて、大仰に驚いた。
「四十路で、この肌の艶と、瑞々しいし、何とも言えない透明感。それに、シミひとつない肌」
と、言いながら、母の額から顎の先まで舐めるように見て、首筋から、ニットの胸のふくらみを眺め、
「娘さんの服だからか、窮屈そうですね。ブラジャーも娘さんの?」
と、訊くシュウ。恥ずかしそうに頷く母。
「お嬢さん、ブラジャーのサイズは?」
いきなり、こっちに話を振るシュウ。
「Bカップ!」
わたしは答えた。
「菜穂子さんのブラジャーのサイズは?」
母に尋ねるシュウ。
「Fか、Gです」
母が、俯きながら答えた。
シュウが訊いた。それは、わたしの服だから。持って来てくれるのはいいけど、間違いなく、引き出しの上の方から引っ張り出していた。
母は下の方に仕舞っていたから、上の方は全部、わたしの服。
下着も、わたしの下着。だから、ブラジャーはBカップ。
母は、どう見ても、Bじゃない。多分、もっともっと大きい。ただ、ウエストが細くて、アンダーバストも変わらなかったから、留まったけど。せめてもの救いは、フロントホックではなかったこと。
ブラジャーのホックはマックスで、しかも、無理やり留めた感じ。そのうち、ホックが壊れるかも。
その上から着ているのはニット。ニットだと伸びるから着られるけど、それ以外はボタンが留まらない。Vネックの長袖ニットワンピース。しかも、タイトスカートではないのだけど、タイトスカートにしか見えない感じ。その上からニットのプルオーバーという何ともセンスのない感じ。
しかも、どちらも私の服だから小さい。伸ばして着ている感じ。
「あ、これは娘の服だから」
母が正直に答えた。シュウも、事情は何となく分かったらしい。
「なるほど」
とだけ言って、その話題を変えるのかと思いきや、
「似合っていますよ。娘の服が似合うっていうのは、若い証拠ですよ。たしかに、四十路には見えない。三十路ですね。しかも、前半」
シュウが若いと褒めると、恥ずかしそうに顔を隠す母。でも、笑顔。母が笑顔なのは久しぶりだった。
「娘さん。高校生ですよね。高校生の保護者で、こんな若く見えるって、後妻ならともかく、実の娘さんですよね。しかも、今日、ノーメイクですよね」
シュウが、顔を近づけて、大仰に驚いた。
「四十路で、この肌の艶と、瑞々しいし、何とも言えない透明感。それに、シミひとつない肌」
と、言いながら、母の額から顎の先まで舐めるように見て、首筋から、ニットの胸のふくらみを眺め、
「娘さんの服だからか、窮屈そうですね。ブラジャーも娘さんの?」
と、訊くシュウ。恥ずかしそうに頷く母。
「お嬢さん、ブラジャーのサイズは?」
いきなり、こっちに話を振るシュウ。
「Bカップ!」
わたしは答えた。
「菜穂子さんのブラジャーのサイズは?」
母に尋ねるシュウ。
「Fか、Gです」
母が、俯きながら答えた。