この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
隷落の檻・淫獣の島 ~姦獄に堕ちた被虐の未亡人~
第4章 早苗の過去
「ところで、なんとなく、若い感じの装いですね」

シュウが訊いた。それは、わたしの服だから。持って来てくれるのはいいけど、間違いなく、引き出しの上の方から引っ張り出していた。

母は下の方に仕舞っていたから、上の方は全部、わたしの服。

下着も、わたしの下着。だから、ブラジャーはBカップ。

母は、どう見ても、Bじゃない。多分、もっともっと大きい。ただ、ウエストが細くて、アンダーバストも変わらなかったから、留まったけど。せめてもの救いは、フロントホックではなかったこと。

ブラジャーのホックはマックスで、しかも、無理やり留めた感じ。そのうち、ホックが壊れるかも。

その上から着ているのはニット。ニットだと伸びるから着られるけど、それ以外はボタンが留まらない。Vネックの長袖ニットワンピース。しかも、タイトスカートではないのだけど、タイトスカートにしか見えない感じ。その上からニットのプルオーバーという何ともセンスのない感じ。

しかも、どちらも私の服だから小さい。伸ばして着ている感じ。

「あ、これは娘の服だから」

母が正直に答えた。シュウも、事情は何となく分かったらしい。

「なるほど」

とだけ言って、その話題を変えるのかと思いきや、

「似合っていますよ。娘の服が似合うっていうのは、若い証拠ですよ。たしかに、四十路には見えない。三十路ですね。しかも、前半」

シュウが若いと褒めると、恥ずかしそうに顔を隠す母。でも、笑顔。母が笑顔なのは久しぶりだった。

「娘さん。高校生ですよね。高校生の保護者で、こんな若く見えるって、後妻ならともかく、実の娘さんですよね。しかも、今日、ノーメイクですよね」

シュウが、顔を近づけて、大仰に驚いた。

「四十路で、この肌の艶と、瑞々しいし、何とも言えない透明感。それに、シミひとつない肌」

と、言いながら、母の額から顎の先まで舐めるように見て、首筋から、ニットの胸のふくらみを眺め、

「娘さんの服だからか、窮屈そうですね。ブラジャーも娘さんの?」

と、訊くシュウ。恥ずかしそうに頷く母。

「お嬢さん、ブラジャーのサイズは?」

いきなり、こっちに話を振るシュウ。

「Bカップ!」

わたしは答えた。

「菜穂子さんのブラジャーのサイズは?」

母に尋ねるシュウ。

「Fか、Gです」

母が、俯きながら答えた。
/84ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ