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隷落の檻・淫獣の島 ~姦獄に堕ちた被虐の未亡人~
第4章 早苗の過去
なのに、エッチすることを避けて・・・。

そもそも、アルバイトとパートを掛け持ちしなくても、AVに出たら、もっと気持ちよくて、楽して稼げたのに。

そう、20歳代から稼いでいたら、今頃、どれだけ、貯蓄できたか。

たしかに、子供のころから、いろいろな人に、

「早苗ちゃんのママ、綺麗」

と、言われていたし、その頃から、母の胸は大きかったし、今から思えば、PTAでも、保護者会でも、授業参観でも、クラスメイトの父親や、男性教員の視線を集めていた母。

母の生き方に疑問を持っていたけど、このとき、はっきり、間違っていると、わたしは思った。

そして、思ったことは、今、AVの撮影をしている。ということは、これが売れれば、シュウたちも儲かるかもしれないけど、母やわたしにとっても、儲かる話になるだろうということ。

仮に、父の持ち逃げした金や、彼らの雇い主に融資されるはずだった金を工面したとしても、売れて、名前が通るようになれば、二作目、三作目からは、母やわたしにとっての収入になるかもしれない。

だとすると、この処女作で、母に頑張ってもらって、次の撮影の話が来るくらいの内容を撮ってもらわないと。

わたしがやっている援助交際なんかより、母のAVの方が金になる・・・。

若いわたしより、母の方が・・・。なんとなく、イラっとしたけど、金儲けには、母だというなら、母に頑張ってもらおう!と、気分を切り替えることができた。

「もっと過激にしたら?」

わたしが話すと、セイジが驚いていた。シュウは、わたしの顔を見て、微笑んだ。

「菜穂子さん。娘さんから、『もっと過激に』という要望が出たのでね。もっと過激にいくよ」

シュウが、逸物を押し込んで、咥えさせている母に囁いた。

「早苗ちゃん。お母さまに、娘の早苗ちゃんから、引導を渡してやってよ」

シュウが、わたしに話しかけた。わたしは頷いて、

「せっかくだから、ぐちゃぐちゃになって、記憶が飛ぶくらい、ハメ倒されたら、人生、変わると思うわよ」

と、母に聞こえるように、大きめの声で伝えた。
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