この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
コンビニバイトの男の子
第4章 食事会
悠希が躰を起こし、密着した腰をゆっくりと離します。萩子は視線をお互いの性器の結合部分に移しました。深く繋がっていた性器が離れていく様を凝視します。抜け出た瞬間、ぶるんっという音がしそうなくらいの勢いで、先端に大量の精液を溜めて垂れ下がったコンドームを纏う肉棒が屹立しました。2度目の射精にもかかわらず、その力強さに衰えは全く感じられません。
(あれが、私を逝かせてくれたんだ。気持ちよかった)
「ふうぅーっ」
大きな溜息に視線を悠希に向けると、何とも幸せそうな表情をしていました。
萩子がくすっと笑います。
「満足した?」
「はい」
気恥ずかしそうに笑う悠希が、そこでちらりとヘッドボードの目覚まし時計を見ました。
「あっ、でも・・・、あの・・・」
「なに?」
「まだ、時間ありますか?」
萩子も躰を起こして、壁掛け時計に目を向けます。
(まだこんな時間なんだ・・・)
「主人は終電になるって言ってたから、まだあるけど・・・」
今のところ、スマートフォンから着信の知らせはありませんでした。念の為画面を見て、貴之からのメッセージを受信していないことも確認します。
「帰宅のメッセージもまだ無いから、大丈夫よ」
それを聞いて、悠希は恐る恐る問い掛けました。
「じゃあ、あの・・・、もう一回いいですか?」
萩子が肉棒に視線を移すと、会話したにもかかわらず未だに天を衝く姿のままでぴくぴくと脈打っています。
(この悠希くんのが、今まで知らなかったところに連れて行ってくれた。貴之さんが連れて行ってくれなかった、高いところに・・・。もっと、連れて行って)
躰を求めることへの恥ずかしさは、もう萩子にはありませんでした。
「私も、まだしたい」
戸惑いなく、言葉を続けます。
「悠希くんと、セックス」
悠希の表情がぱっと明るくなります。
「萩子さん!す、すぐ付け替えます」
慌てて肉棒からコンドームを引っ張って外すと口を結んで脇に置き、躰を伸ばして枕元からまたコンドームの包みを取り出しました。
一連の動きで空気が流れ、悠希から汗の匂いと合わせて、これまでの行為の時よりも濃厚な体臭が萩子の鼻をくすぐります。貴之からは嗅いだことのない、欲情から発する雄の匂いでした。かつて萩子に嫌悪感を感じさせていたのと同じ匂いを、今は好ましい香りとして嗅いでいます。
(躰の相性が良いと、匂いも良く感じるのね)
/194ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ