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コンビニバイトの男の子
第4章 食事会
「それで、びっくりなんだけど、その相手の人が僕の実家近くの出身だったんだ。遊んだ場所とか結構被っててね」
「そんな偶然があるんですね」
「そうなんだ。まあ部長と同年代だから、会ってたとしてもすれ違う程度だろうけどね」
「ですよね」
「そんなこともあって商談は、上手く進みそうなんだけど」
貴之が一度ペットボトルの水を口にします。
「部長から、これから何回か接待するときに同席してくれって懇願されてね」
「そうなんですか。大変ですね」
「基本、話は部長とか担当がするので、居るだけなんだよね。でも、お酒は飲まなくてよさそうな接待だし、美味しい食事を会社の経費で食べれるからなー。正に美味しい話」
そう言って、貴之は笑いました。
「なので、また、たまにこうやって週末遅くなる日があると思うんだ」
「わかりました」
ちょうど話が途切れたところで、萩子は話を振られる前に切り上げようと話し掛けます。
「貴之さん、すみませんけど、私そろそろ・・・」
「あっ、ごめんごめん。つい話し込んじゃったね」
「いえ。それじゃ、おやすみなさい」
萩子が立ち上がります。
「うん。あっ、明日休みだし、朝ゆっくりでいいからね。おやすみ」
貴之の声を背中に受けながら、萩子はリビングを後にしました。
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