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コンビニバイトの男の子
第4章 食事会
初めて体験した時、悠希に何度か名前を呼ばれて意識が戻った感じで、何が起きたか訳が判りませんでした。
(あれって失神してた、のよね)
恐らく、あまりにも強烈な快感に脳がショートして保護機能が働き、意識を失ったようでした。
その後、悠希の肉棒で2度の“逝く”を体感した時は失神には至りませんでしたが、悠希と同時に逝ったことの至福感は、貴之の時とは比較にならないくらいでした。
(あの女性誌の体験談にあった、“絶頂”とか、“気を遣る”とかって表現、いまいちピンときていなかったけど、正にそんな感じだった)
貴之が帰宅する前に見ていた女性誌の、以前自分とは別世界に思って眺めていた不倫の体験談も、改めて読むと晴れて同志となった女性達の考えは頷けることばかりでした。ライフパートナーとセックスパートナーは別という考え方も肯定できました。萩子の今までの固定観念を完全に覆す程、悠希とのセックスは別格だったのです。
(これが、ほんとに躰の相性がいいってことよね)
また、これまで萩子にとってのセックスは、主に男性を悦ばすための行為という感覚でした。だから自ら誘うこともなく、常に受け身の姿勢で今日まできていました。そうではなく絶頂という、女も悦ぶことがあるんだということは、新たな発見でした。
(今まで私がしていたのは偽りのセックス・・・。これが本物のセックスなんだ)
悠希とお互いに最後に絶頂を迎えた後に涙が溢れてきたのは、初めてセックスで女の悦びを感じられた感動からだったと、今なら解ります。
悠希が残していった使用済みのコンドーム2つと、手で悠希を絶頂に導いた時に拭き取った数枚のウエットティッシュ。そこに放たれた大量の精液は、貴之には到底及ばない量でした。それが、そのまま悠希が自分を求める強さに比例してると感じています。
(私だって、充実したセックスライフを満喫したい)
悠希を見送った時の最後に交わした言葉を思い返しながら、萩子はいつしか深い眠りに落ちていきました。
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