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コンビニバイトの男の子
第4章 食事会
寝室に入った萩子は、すぐに窓に近づき厚手のカーテンを閉めた。室内が薄暗くなったが、灯りをつけようともせずに、ドアに近い自分のベッドに腰掛ける。そこは、過去に2回、悠希と並んで座ったときと同じ位置だった。
『ふーっ』
両手を膝の上に置いて、大きく深呼吸する。俯いたまま暫く微動だにしない。
1分ぐらい息遣いだけが聞こえる時間が続いた後、萩子が顔を上げ横を向いた。目は閉じ、少し緊張している表情をしている。
右手が動き、唇に触れる。
『あぁ・・・』
小さく声を出すと、まるでキスするようなうっとりした表情に変わった。
唇を少し開くと舌を覗かせて、這わせる指を舐める。まるで、唇を合わせる相手の舌を絡めるように。
もう片方の手が、胸に移動する。ゆっくりと撫で回し、時折小ぶりな乳房を包むように鷲掴みした。人差し指で、ちょうど乳首にあたる部分を弄る。
『ぅんっ』
微かな喘ぎ声と共に、躰をぴくんと震わせた。
漏れ出た声を抑えようと手で口を塞ぐが、もう一方の手は動き続ける。
『んっ、んふっ』
左右の乳房を交互に数回揉んだ後、その手を下腹部に下ろしていく。
下のスウェットの中に手を潜り込ませて、上下に動かすと、抑えきれない喘ぎ声が漏れた。
『あっ、あっ・・・』
手をスウェットの中から抜き、その手をじっと見つめる。
『こ・・なに、・・・らし・・・』
かすれるくらいの小さな声で呟くと、スウェットを膝まで下げ、ショーツの中に手を滑り込ませた。
指が直接女陰に触れたところで、萩子自身が触っているにも関わらず拒否する言葉が溢れた。
『そこだめ、・・・くん』
微かに聞こえた、誰かを呼ぶ声の最後は、貴之の名前を呼ぶ時のいつもの言葉では無かった。
その声に驚き、陰部を弄っていた手を引き抜く。
『私・・・』
萩子は指を見るとティッシュを数枚取って丁寧に拭き取り、乱れた服と髪を整えた。時計を見る。
『あっ、家事、しないと・・・』
気怠そうにスウェットを引き上げながら立ち上がり、寝室のドアに向かいかけるが、数歩歩いたところで向きを変えてウォークインクローゼットに入る。少しして替えの下着を持って戻ってくると、寝室を出ていった。
・・・
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