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コンビニバイトの男の子
第4章 食事会

【3】
春めいてきた3月の週末、仕事が一段落した貴之からの提案で、寒さで中止していたウォーキングを再開しました。ひさしぶりの運動に躰が鈍っていましたが、中止前と同じコースにもかかわらず、そこここに春の訪れを思わせる新たな発見があり、疲れも心地よく感じます。
いつものコンビニの分かれ道に着くと、
「今日は、久しぶりに僕もいつものコンビニに寄ってみようかな」
と貴之が言いました。
「えっ」
突然の言葉に萩子は戸惑います。
(週末だから、悠希くんバイトの日じゃないかな)
「貴之さん、疲れてるでしょう?私が買ってきますよ」
「久し振りに頑張ったから、ご褒美のスイーツ、自分で選びたくてね。いいだろう?」
萩子は、貴之と一緒に悠希と会うことに抵抗がありましたが、そう言われるとこれ以上拒む理由が思い浮かびません。
「・・・うん」
結局二人でコンビニに向かいました。
春めいてきた3月の週末、仕事が一段落した貴之からの提案で、寒さで中止していたウォーキングを再開しました。ひさしぶりの運動に躰が鈍っていましたが、中止前と同じコースにもかかわらず、そこここに春の訪れを思わせる新たな発見があり、疲れも心地よく感じます。
いつものコンビニの分かれ道に着くと、
「今日は、久しぶりに僕もいつものコンビニに寄ってみようかな」
と貴之が言いました。
「えっ」
突然の言葉に萩子は戸惑います。
(週末だから、悠希くんバイトの日じゃないかな)
「貴之さん、疲れてるでしょう?私が買ってきますよ」
「久し振りに頑張ったから、ご褒美のスイーツ、自分で選びたくてね。いいだろう?」
萩子は、貴之と一緒に悠希と会うことに抵抗がありましたが、そう言われるとこれ以上拒む理由が思い浮かびません。
「・・・うん」
結局二人でコンビニに向かいました。

