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女旅芸人衆の淫ら旅
第4章 看護という名の筆下ろし

か細い脚…
屋敷に奉公している女中たちは誰も見な牛のような太い脚をしていたが、手に触れたお瞭の太ももはか細く小鹿の脚のようだった。

「何という手触りの良さ…」

冥土に連れていかれるのなら、その前に、このか細い脚の手触りを堪能してやろうと、彼はお瞭の太ももを撫でた。

どうせなら生足を触ってみたいものだと、
ドキドキしながらお瞭の着物の裾を捲りあげた。
たちまち仄かなおなご特有の甘い香りがして、彼はゴクリと生唾を飲み込んだ。

着物の裾を捲られて、その寒気に「くしゅっ!」っとお瞭はくしゃみをして目を覚ます。
そしてモゾモゾと動き回る己の太ももに伸ばされた手に気づいた。

「あ、気がついたのね?」

お瞭が目覚めたものだから、彼は慌てて手を布団の中に戻した。

「目が覚めたのなら、この機会に包帯を交換しましょうか」

無理やり体を起こされて、彼はお瞭の体に寄りかかった。

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