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女旅芸人衆の淫ら旅
第7章 出雲へ
「さあ、どうぞ!こちらが私の温泉旅館でございます
急なご利用ゆえに、お食事の方は豪勢に…とはゆきませんが、当館自慢の風呂は源泉かけ流しでございますので、旅の疲れを癒すにはもってこいかと思います」
座員には4名一部屋を4室が与えられ、良案とお瞭は夫婦ということにしてあるので二人で一部屋を与えられた。
もちろん座長のお絹さんは豪勢に一部屋を与えられた。
「先生さま、夫婦というのは仮の姿でございますからね
こちらには入って来ないでくださいませ」
お瞭さんは部屋の真ん中に行李(こうり=竹などで編んだスーツケースのようなもの)を高々と積み上げて部屋を真っ二つに区切ってしまった。
「そんなことをしなくても夜這いなどしませんよ」
そのように紳士ぶってみたけれど、一部屋にお瞭と寝泊まりするということに、良案はやけに神経が高ぶって、今夜は寝れるだろうかと思案してしまう。
庭園の方からは座員達の賑やかな声が聞こえる。
どうやら露天風呂に我先にと飛び込んだようだ。
「お瞭さん、どうだ、ひと風呂浴びて旅の垢でも落としに行かないか?」
「いいですわね。私もそれを考えておったのでございます」
こうして良案とお瞭は二人仲良く露天風呂を目指した。

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