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女旅芸人衆の淫ら旅
第7章 出雲へ
「これこれ、そう体を押し付けてくるでない!」
そう言いながらも良案は喜色満面で喜んでおなご(女)たちの乳を代わるがわる揉みまくる。
ふと、睨み付けるお瞭さんの視線に気付き「あ、いや、これは戯れておるのではないぞ、こうやってだな、おなご(女)たちの乳房にしこりがないかどうか確かめておるのです」と苦し紛れのいいわけをした。
「ええ、ええ、わかっておりますとも。触診というものでございますわよね」
ツンケンな言い方に良案の体にまとわりつくおなご(女)の一人の子が「なんだかお瞭さん、怒っているみたい」と呟いた。
「お瞭さんはね、私の体を案じてくれているのですよ。こうやって、気を休めることなくお前たちの体の心配ばかりしておるから、こちらの体がくたばってしまやしないかとね」
だから、今夜はもうこの辺で私を解放しておくれ
そのように優しく言ってあげると、根は純情な子たちだから「それじゃあ、私たち先に湯から上がりますから、先生さまはごゆっくりとおくつろぎくださいませ」とやけに素直に湯から出て寝巻きに着替えに行った。
「やけに素直だな」
「何の事はありませんよ、のぼせてきたのでございます」
お瞭さんがそう言うように、温泉から出ていくおなご(女)たちの体は桜色に染まり、湯気がわきたっていた。

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