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女旅芸人衆の淫ら旅
第3章 延岡へ

その夜、良案はなかなか眠りにつけなかった。
体は疲れていると悲鳴をあげているのに、頭は興奮していた。

今までドクタースイフトの助手として何度も外科手術に立ち会っていたが、今日初めて自分でメスをとり手術を施した。
慣れているかのように振る舞ってはいたが、やはり、何から何まで自分一人で他人の体を切るという行為は異様に興奮させた。

何度も布団の中で寝返りを打った。
その夜は特に冷えて、やがて体がブルッと震えて尿意を覚えた。
厠(かわや=トイレ)に向かい、おもいっきり小便を放出した。
用を足すと、いくばくか興奮状態も収まり睡魔がやって来た。

厠(かわや)の扉を開けると、一人のおなごが立っていて、良案は思わず悲鳴をあげそうなほどに驚いた。

「先生さまも眠れんの?」

うちも眠れないのよと、おなごは良案を再び厠(かわや)に押し込んだ。

「うち、暗いとこが怖いんよ、だから誰かが厠(かわや)に立ってくれないかとずっと待ってたんよ」

体が成熟し始めてもまだまだ子供なのだろう。
暗がりを怖がるのは大人のおなごも同じだが、やはり子供はそれ以上に暗がりを怖がるものだ。

「お願いだから、そこで見とって…」

「困ったやつだのお…」

良案がそこにいることで安心したのか、
おなごは寝巻きの裾を捲って尻をさらけ出すと、しゃがみこんでシャーっと勢いよく小便を放出した。

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