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Deep Throat - ディープスロート
第5章 危険な芽
「ァア…」と彩芽の吐息が漏れた。
ツルが彼女の息苦しい胸元を穏やかに這い、彼女の肉体に引っかかるところを目指し、横断していた。二の腕に滑らかに沿い、グルッと体を囲み、再び胸元に戻ってくる。
少しずつ締まってくる二の腕、胸元、そして胸の下。肉体の線に沿い掛かるツル。左右の脇がギュッと締められ、二の腕が全く動かせなくなる。胸の真ん中にもツルが這い、左右の女の膨らみが下から持ち上げられる。
彩芽は肉体を隙間なく這う柔軟性に、全く緩む気配のない強さを感じ、少し体をよじってみたが、体感として上半身の拘束感が強く、自由が奪われてしまった気がした。それは彩芽が昨日感じた、あの衝撃的な感覚だった。自分の肉体に対して操作力を失った実感だった。
彼女はゆっくりと瞼を上げた。すぐに胸の中央をV字に掛かる赤い縄を見た。胸の上下の縄で胸は挟まれ膨らみ、左右の形がはっきりと分かるほど、縄が上体に密着していた。その状況に「はぁはぁ…」と息が荒くなる。まったく余裕のない密着感に、特別な衣装を着させられている気がした。
ツルが彼女の息苦しい胸元を穏やかに這い、彼女の肉体に引っかかるところを目指し、横断していた。二の腕に滑らかに沿い、グルッと体を囲み、再び胸元に戻ってくる。
少しずつ締まってくる二の腕、胸元、そして胸の下。肉体の線に沿い掛かるツル。左右の脇がギュッと締められ、二の腕が全く動かせなくなる。胸の真ん中にもツルが這い、左右の女の膨らみが下から持ち上げられる。
彩芽は肉体を隙間なく這う柔軟性に、全く緩む気配のない強さを感じ、少し体をよじってみたが、体感として上半身の拘束感が強く、自由が奪われてしまった気がした。それは彩芽が昨日感じた、あの衝撃的な感覚だった。自分の肉体に対して操作力を失った実感だった。
彼女はゆっくりと瞼を上げた。すぐに胸の中央をV字に掛かる赤い縄を見た。胸の上下の縄で胸は挟まれ膨らみ、左右の形がはっきりと分かるほど、縄が上体に密着していた。その状況に「はぁはぁ…」と息が荒くなる。まったく余裕のない密着感に、特別な衣装を着させられている気がした。