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Deep Throat - ディープスロート
第5章 危険な芽
背中の縄に張りが出て、上体が持ち上げられる感覚だった。体が前屈みになり、足のかかとが浮き始めていた。
彩芽は弱々しく、「先生…田所先生…」と呼びかけていた。だが田所は反応せず、背後でしゃがんでいるようだった。
彩芽のパンツの裾と靴下の間、その素肌が覗いている部分に縄を掛けていた。
彼女は、「はぁはぁ…ぁー」と声を上げるだけで、体はどこも動かせなかった。代わりに彼女の上体がゆっくりと右に回り始め、それを止めようとすると、今度は左に回り始めた。
彼女は左右の足首を揃えられ、縛られながら、体が桜の枝に繋げられ、吊るされたことを認識した。肉体の自由が縛られて利かなくなり、この場から逃げられなくなったことにも気付き、恥ずかしさが増し、息が更に荒くなっていた。
「はぁはぁ…」と彼女の息と、縄が軋む音、そよ風に揺れて木々が揺れる音、それが彩芽には心地の良いハーモニーのように聴こえ、腰が落ちてしまう。上体が吊られていることを肉体で感じ、「ァァ…」と声が出てしまう。
彩芽は弱々しく、「先生…田所先生…」と呼びかけていた。だが田所は反応せず、背後でしゃがんでいるようだった。
彩芽のパンツの裾と靴下の間、その素肌が覗いている部分に縄を掛けていた。
彼女は、「はぁはぁ…ぁー」と声を上げるだけで、体はどこも動かせなかった。代わりに彼女の上体がゆっくりと右に回り始め、それを止めようとすると、今度は左に回り始めた。
彼女は左右の足首を揃えられ、縛られながら、体が桜の枝に繋げられ、吊るされたことを認識した。肉体の自由が縛られて利かなくなり、この場から逃げられなくなったことにも気付き、恥ずかしさが増し、息が更に荒くなっていた。
「はぁはぁ…」と彼女の息と、縄が軋む音、そよ風に揺れて木々が揺れる音、それが彩芽には心地の良いハーモニーのように聴こえ、腰が落ちてしまう。上体が吊られていることを肉体で感じ、「ァァ…」と声が出てしまう。