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バニーガールの穴の奥
第2章 ラビットホール

その…表情を見ていると…
トイレに行きたいのを…我慢してるとか
そんな感じ…にも見えなくて…。

『気になりますか?カノンが…
さっきから…カノンばっかり…見てますね』

「いいのか?…何だか
さっきから具合が悪そうだが…」

くすくすくす…と…小さくユイが笑う。
そして…カウンター越しに俺の
耳元に口を近付けて来て耳打ちをする。

『彼女は今…、あちらのお客さんから
ピンクストロベリーが注文入りましたので』

すぐ近くにユイを感じて、
そのカッパーブラウンの髪からは
シャンプーなのか、ヘアオイルなのか
甘い…花の香りが俺の鼻をくすぐって
刺激して来る。もっと…その香りを
嗅ぎたくなって確かめたくなって。

ユイの言葉が一瞬…耳には入ってたのに
俺の脳まで届いて無くて。

「え?ピンク…?…」

『ピンクストロベリーです…、
うちの裏メニューなんですよ…?
可愛いピンク色をしたイチゴちゃん』

あっち…と…ユイが…
壁際に設置されている
あるテーブル席に視線を向ける。

そのテーブルには40代後半の
スーツ姿のサラリーマンが2人
カクテルを飲みながらカノンを見ていて。

男だから…分かるが…その視線も
そのニヤニヤした笑い方も厭らしい。
どうにも…助平な…笑い方…をしていて。


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