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バニーガールの穴の奥
第12章 スイートルームで迎えた朝

「何が目的なんだよ……金か?」

『お金~?お金なら…あるよ~?
だってお仕事の帰りだからね~。
さっきまで…しょこらと、
たるとと、えくれあも一緒だったけど…』

しょこらと言う名前がましゅまろの
口から出て来て、俺はびくっと
思わずちょっと反応してしまった。

『あは~、わかったぁ。
しょこらみたいな子がタイプなんだ?
でも本命はユイ…でしょ~?知ってるよ~』

「ユイは止めとけ…とでも言いたいのか?」

『んふっふっ…ふっ…、別にぃ~。
ユイが…アンタが…良いんだったら…、
私は…別にアンタにだったら、
ユイをあげてもいいけど~?』

と…良く分からないテンションだが
微妙に酒臭いから…朝から
営業してるせんべろの店ででも
一杯ひっかけて来てる感じだな…。

「酔っぱらってるのか…?お前」

『酔っぱらてたら…悪いのかぁ~?
お仕事…済んでるだから…いいじゃん』

結局……何か…良く分からないけど
ましゅまろの分も…奢らされて。

『んふふ、ごちそーさんでした~。
ねぇ…今から…どーすんの~?
仕事…休みなんでしょ?暇じゃん?』

「俺が暇だったら何なんだよ…?」

『ちょっとさぁ…付き合ってくれない?』

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