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バニーガールの穴の奥
第16章 そらとぶうさぎ

恋愛…でしか埋められないその
”穴”を……あの店に…、
ラビットホールに通う事で…
それに似た…物で…
応急処置の様に…補ってた…だけだ…。

ユイにはユイの…理由があるし、
俺には俺の…生活がある。

ただの客と……行きつけの店の…
バニーガール…のままが…
俺とユイとの関係はベストなんだと…。

そう…線引きをしようとして、
自分の中で線を引いてみては。
ユイの……俺のお礼に…
淡い期待を…抱いてしまったりしている。

要するに…曖昧…なんだ…。

いや…、曖昧にしておきたいんだ…。

そう…、曖昧な…ままの方がいい…。

そんな…どっちつかずな
…気持ちのままで…
俺は水曜日の…夜を迎えていた。

仕事が終わって真っすぐ
家に帰るのも…あれだし…
1杯だけ…飲んで帰るか…
俺は…ラビットホールに向かった。

ラビットホールの入口の
煉瓦の壁の…ウサギのネオンサインには
今日も…ライトが灯って居て。
このウサギは…毎日…穴に飛び込んでいる。

「お前は良いよな…、毎日なんの
躊躇もなく穴に飛び込めて…羨ましいわ。
俺は……目の前にいい感じの
穴があるのに、飛び込む勇気はねぇし。
自分でも…情けない程に…ダメなウサギだわ…」


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