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バニーガールの穴の奥
第4章 月夜に跳ねるウサギ

非常階段の踊り場で…
絡み合う…男女の姿が見えていた。

月の光が眩しくて…逆光の様になって
その影の…人物の顔が上手く見えないが。

その影の動きで何をしているのか
…と言うのは…嫌でもわかる。

「おいおい……嘘だろ…?
マジかよ…あれは、ユイなの…か…?」

俺に店の外に出て…月を見ろと
言って来たのは…あのユイで…。

前から口にチンポを突っ込まれながら
後ろからチンポで突かれてる…
男2人と女1人のシルエット…。

後ろの男がピストンする度に
女のバストがたわみながら揺れている。

その女の頭からは…
ウサギの耳がピンと伸びていて…。
バニーガールなのは確かだ。

口にも…突っ込まれているから
喘ぎ声が聞こえる訳じゃないが…。

思わず…月を見るのは…
どうでも良くなって俺は
雑居ビルの階段に近づいた。

良くある非常用の階段だから…
俺が下から…近付こうとすれば
大きな音を立ててしまうだろう。

耳を澄ませても…聞こえるのは
男がピストンする時にする
階段に響く音だけで…。
ユイの喘ぎ声らしい物は聞こえない。

『……てッ…、も…と……――てッ』

聞こえた…、ほんの僅かにだけど…
バックでパンパン突かれながら
喘いでいる女の声が…聞こえて来て。


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