この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
バニーガールの穴の奥
第18章 バニーガールの穴の奥

気まぐれウサギと…その
ミステリアスで…気まぐれな
行動から…常連客に呼ばれていて。

俺は…あの日偶然に巣穴の
入口に足を踏み入れた時に…、
ユイに……心を奪われてしまっていた。

ユイが…抱えていた…夢を…
二兎を追う者は一兎をも得ずだと…
バーテンダーとしても、
画家としても…才能をくすぶらせて居て。

月を見上げながら…日々を過ごしていた。

ユイには……月まで飛べる…
立派で…十分な…、
才能と言う羽があったのに…。
飛び立つ…事を躊躇したままで…。
ユイは巣穴の中で…過ごしていた。

こうして…改めて…絵を見てみると
この…空飛ぶウサギ達の絵は…
どのウサギも…みんな…
絵の中央に描かれた月に向かっていて。

一番月に近い場所に居る…ウサギは
ユイにこの世界に入るきっかけになった
ノアと言う名前のウサギで…。
他のウサギ達も…そのノアと言う
高い空に飛んで行ったウサギに
自分も続こうとしている…様に見える。

「ユイにも…会って行かないとな…」

ユイの…ウサギは…と言うと…、
屋上の隅っこの…一番月から遠い場所。
家庭菜園のプランターの下に隠れている。

俺は…そのユイのウサギを隠している
プランターを…除けて、ユイのウサギも
明るい太陽の下に出してやる。

『琢磨さん?お仕事に行かれたんじゃ…』

「ああ、唯花…、この辺の
花やら野菜の水やりか?」



/393ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ