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バニーガールの穴の奥
第6章 ウサギの”おさんぽ”

こう言った類の店関係は
大概月曜日が定休日だから。

ユイは俺に火曜日にと
言って来たんだろう。

月曜日は…仕事を終えて
帰りにスーパーに寄って
値引きされてる総菜と
オリジナルブランドの安い
発泡酒とストゼロ買って帰って来て。

安物の薬品みたいな味のする
缶のチューハイとビールを飲んで。

シャワーを浴びてゴロンと
ボロアパートの布団の上に
寝転んでシミのある天井を見上げた。

明日…は…ユイに…
俺の人参を食わせようかとか…
そんな事をぼんやりと考えていた。

あの常連客のオッサンたちみたいに
栄一を…数人…チップにしたら
あの螺旋階段のサービスが…
ついて来るのかも知れないが…。

栄一さん…を数人のチップだったから
そう言う場所に居る立ちんぼに
比べればかなりユイは割高だ。
まぁ…ユイのレベルなら…
あの栄一さんでも”アリ”なんだろうが。

多分…こっちとしては
ユイのあれは店外デート
中抜け的に扱って
あの時間はユイは退勤扱いに
してるとかして…見逃してるのかもな…。

あくまでも常連客としか
ああ言う事をしないなら…
立ちんぼとかで売ったり
キャバ嬢でアフターするよりも…
ユイ自身が危険な目に遭う心配もない。


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