この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
四宮教授のSM講義
第3章 講義三 奴隷調教される可憐な女子大生
わたしには選択肢がない。主従契約によって縛られ、自分の快楽の導くところによって縛られ、さらに今は、こうして現実の縄によって緊縛されています。そんなわたしへ選択させるなど無意味であり偽善でもある。ご主人さまはそうおっしゃりたいのでしょう。
「だから百合香よ。私は……」
「ご主人さま。わたしの願いは……」
僭越ながら、ご主人さまの言い訳めいた長広舌を遮り、わたしははっきりと答えました。
「……わたしの願いは、ご主人さまにわたしを捧げたい。わたしを女にしてください」
「だから百合香よ。私は……」
「ご主人さま。わたしの願いは……」
僭越ながら、ご主人さまの言い訳めいた長広舌を遮り、わたしははっきりと答えました。
「……わたしの願いは、ご主人さまにわたしを捧げたい。わたしを女にしてください」