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特別捜査官・優子
第1章 遮断
優子はスマホの画面を消し、大きく深呼吸をした。佐々木一輝(ささきかずき)に間違いなかった。

優子は政府から内密の捜査依頼を受けていた。女性3人の失踪案件だった。現役大臣の娘たちということがあり、センシティブな内密な案件として、山口優子が捜査員として指名された。

約1ヶ月半前、3大臣の娘たちが、同日ほぼ同時刻に消息を絶った。なぜ同時刻と判明したのか、それは携帯電話の電波が途絶えたのだ。偶然という言葉で片付けられなかった。また優子も偶然を全く信じなかった。

特別捜査官は各大臣に話を聞く機会があり、『過去に誰かに恨まれた、または恨まれていると感じることがありますか…?』と形式的な質問をしたところ、大臣たちは『政治家であり、現職の大臣だから恨まれることは考えられる…』としながらも、『娘を誘拐するほどの事となると、一人しか浮かばない』と、3人揃って同じ人物を挙げた。それが佐々木一輝だった。

彼女は脳内のメモリーから佐々木一輝の情報を思い出していた。
[どうしてあなたのようなエリートが…]
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