この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
特別捜査官・優子
第2章 服従のしるし
〔体全体にシーツか何かを巻かれたみたい…どうやって体を動かすの…〕

口を粘着テープで塞がれた優子を代弁するように、佐々木は背後から「君は動かなくていいんだ…君に動き回ってもらっては困るんだ…」

そう言うと男は優子の元から離れ、足音が遠ざかっていく。

だが優子は呪いをかけられたように、体の自由が利かない。バランス感覚を失った優子は、仕方なくゆっくりと床に膝を付き、体の重さでそのまま床に寝転がってしまう。体を思いどおりに動かせない驚きと、もう抵抗のジェスチャーすら体で表せない戸惑いでいっぱいだった。淡い紫色のスポットライトにも、自身の居場所を囲まれた気分になっていく。

「うぅぅ…」と低い声でうめいているようだった。膝を曲げ、体をよじり、何とか上体を起き上がらせることができた。膝を立て、両脚を前に伸ばした。体の表側、裏側、両方に縄がへばりつくように巻かれていた。その絶望的な光景に、優子は自身の額を膝に付け、お腹を脚に付けるように丸まり、どうにかして自身の身を守ろうとしていた。
/106ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ