この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
特別捜査官・優子
第6章 瑞々しい果実
だが彼女は全ての男性を拒絶したわけではなく、密かに想いを寄せる男性がいた。彼女は好意を持つ男性の前では、防衛本能の強さから、あまり自分を出せず、言いたいこともあまり言えず、その男性に嫌われないようにしていた。そのため、優子はその場の雰囲気に流される傾向が強かった。初めて肉体関係を持ったのも付き合う前の男性で、その後男性と付き合うが、あまり言いたいことが言えない優子は、求めていない時に体を求められストレスを抱えることが多かった。男性との関係も長続きしなかった。

その他にも優子は男性に何度も誘われると、断ることが難しくなり、躰を許してしまったケースが過去にあったと、AIが備考に補足情報を伝えてきていた。

言えないことへの反動が、優子の職場での男勝りなイメージと、はっきりと物を言うことに繋がっていた。佐々木は優子のスマートフォンを閲覧し、ジムや食事などのスケジュール管理がきっちりされ、ストイックな面もあることを気付いていた。

そして佐々木は優子が性に淡白なこと、私生活に強いこだわりを持ち、無意識のうちに自分を追い込む性格ではないかと分析した。それゆえ優子を捕らえた際、ほとんど身動きが取れなくなるほど全身を縛っていた。だから『型にはめられることが好きなんだろう…?』と佐々木に言われた際、異常な反応を示したと印象を持っていた。
/106ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ