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悪いオンナ…3
第1章 【癒しの彼女には両想いの彼氏が居て……】
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そんな危険な目にあわせられないよ
どうして?彩花ちゃん……
お願い…絞めてって懇願するんだ
僕はそこまでして攻めたくないし
行き過ぎた行為に興奮する事はない
せいぜい、さっきの手枷くらいだよ
「彩花ちゃん、それは出来ない……ごめん」
目尻の涙を拭い、手の甲にキスをする
違う愛し方しよう?まだたくさんあるよ
もっと気持ち良くなる為に頑張るから……
「そっか、うん、そうだよね……」
一瞬、素に戻った気がしたけどすぐにキスしてくれて再びピストンする
僕はこの時、彼女の心の穴を見落としていたのかな……
初めて言われた事だし正直、戸惑いもあった
勢いに任せてやったとしても後々、後悔すると思ったし
何より彼女を傷付けたくない
傷を付けろと言われてる気がした
何されても引かないって言ってたけど
僕が引いてしまうよ
「あっあっ……彩花ちゃん、イキそう、出して良い?」
「ハァハァ……良いよ」
「あぁ……イクっ……」
ゴムを外して立ち上がる
初めての顔射は上手く成功したけど
彩花ちゃんはあまり満足してないんじゃないか、と不安が襲う
流れでお掃除フェラもしてくれたけど……
ギュッと抱き締めると抱き締め返してくれる
見つめてると目を逸らしてくる
顔洗ってすっぴんだから?可愛いのに
あまり見ないで…って言うのに腕の中で寝てくれるんだね
夜中、ふと目を開けると彼女は僕に背を向けて携帯を触っていた
LINEのトーク画面がチラッと見えたけど寝ぼけてた
後ろからハグして「眠くないの?」って言ったら
「もう寝るよ」と寝返ってキスしてくれる
幸せだよな……彩花ちゃんを抱き締めながら寝れるなんて
朝は「おはよう」のキスで起こす気で居たのに……
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