この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
悪いオンナ…3
第1章 【癒しの彼女には両想いの彼氏が居て……】





「離れたくない…!」



そうだよ、僕は……まだその覚悟が出来ていない
彼女の口から切り出される前に叫んでた
女々しくて格好悪い
でも今は……縋り付いてでも繋がっていたいって思う
こんな時、惚れた方が完全に負けてしまう
いつか必ず、彼女の方から好きだって言わせてみせる……とか何の保証もない未来に希望を見出して、自分に言い聞かせる、暗示をかける



「うん……」



やっと目が合った
すぐに逸らされたけど、手を握るとまた見上げてくれて
「彩花ちゃんと一緒に居たい」って本心伝えたら
「私も」と唇が重なる
本気で、セフレから恋人になれる日が来るって思ってたんだよ
だって僕の為に泣いてくれるじゃないか
メイク崩れちゃうよ?
ごめんね…って言わないで



手を繋いで大学近くまで見送る
一緒に電車を乗り継いでる間も、普通に恋人同士みたいに振る舞う



付き合ってはないけど身体の関係はある…って解釈で合ってる?

そうだね……



会いたくなったら遠慮なく誘って良いの?

良いよ……



彩花ちゃんからも誘ってくれる?

うん、誘うよ……



僕の事、好き?

好き……かも………



いつか好きになったらちゃんと言ってくれる?

真っ先に言うよ……



何でそんなに可愛いの?

買いかぶりすぎだよ……



これからも好きっていっぱい伝えるけどウザい?

嬉しいよ……うん、いっぱい伝えて?





出逢った頃と変わらない、
おっとりした話し方と気さくな笑顔
僕は日が経つごとに想いは増すのに
彼女は増える事はなくても
一定の想いで僕に返してくれる
また都合の良い考え方なのかも知れないけど
少しくらいプラスに考えても良いだろう?



腕を組んで歩いてくれたり笑いかけてくれる
こんな幸せをどうやって手放せって言うんだよ……





/44ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ