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蛇の檻
第12章 終わりなき闇の序曲
第4話


5人目の男

5人目の男が、玲奈の体の上に覆いかぶさっている。
男の目は、獲物を前にした獣のようにギラつき、その動きは、まるで狂気だ。

玲奈の体への配慮など微塵もなく、ただ快楽を貪ることに夢中になっている。
激しく腰を振り、玲奈の体を打ち付ける。

赤い鮮血が、玲奈の太腿の付け根から飛び散り、白い肌を染めていく。

痛みの快感
「痛いか、女」
男は、へらへらと笑いながら、まるでそれを確かめるかのように、さらに激しく腰を振り続ける。
玲奈の苦痛が、男にとっては何よりの快感のようだ。
痛みと屈辱が、玲奈の意識を蝕んでいく。
(いつまで…)
(いつまで、この地獄は続くの…?)

玲奈は、絶望に意識が遠のいていく。
もはや、抗うことすらできない。
ただ、男の動きに身を委ねるしかない。

玄蛇は、玲奈が男たちを受け入れていく姿を、黙って見ている。
その仮面の奥に隠された表情は、冷酷で、残酷だ。
玲奈の瞳には、もはや誇りも、気高さも、何も見えない。
ただ、人形のように、男の欲求に応じているだけだ。
玄蛇は、玲奈がどこまで落ちるか、その心の城壁がいつ崩壊するか、興味はそれだけだった。

また、次のオークションの落札者が決まる。
玲奈の体は、まるでリレーのバトンのように、次々と男たちの手に渡っていく。
終わりなき競売、終わりなき辱め。
玲奈の絶望は、深淵へと向かって、どこまでも堕ちていく。
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