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第1章 初夜から激しい愛

「上に部屋を用意してある。」

ドキッとした。

「えっと、私何も用意してなくて。」

「いいよ。そのままで。」

すると部長は、廊下で私にキスをしてくれた。

初めて、交わす唇。

柔らかい感触が、私の気持ちを盛り上げた。

「部長……」

「雄大だよ。」

もう、何も言えなかった。

この人の奥さんになれるなんて。

それから、ふわふわしたまま部屋に着いた。


「シャワー浴びる？」

「はい。」

まさか汗臭いままで、雄大さんと一緒にいられない。

私は洗面所に行くと、いそいそと服を脱いだ。

鏡を見ると、裸の私がいる。

もしかして私、雄大さんに抱かれる？

ドキドキした。

この体を見て、雄大さんは興奮してくれるかな。