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第1章 初夜から激しい愛

「いいえ。興奮して頂けて嬉しいです。」

「ぶはっ！」

雄大さんは、思い切り笑っている。

「これから結婚するって言うのに、勃しなかったらどうすんの。」

雄大さんの前髪が濡れて、色気が増す。

私、この人に今日抱かれるんだ。

「明日、君のご両親に結婚の報告をしよう。」

「明日⁉」

それは急すぎない？

「両親の都合が……」

「もう待てない。」

裸で抱きしめられて、雄大さんの温もりを感じる。

「あの……ここでします？」

雄大さんのクスっと笑う声がした。

「他の女だったら、してただろうね。」

私の頭に、何かが落ちて来た。

やっぱり私の体には、魅力がない？

「でも、俺達。今夜が初めてだよ？一回目はベッドにしない？」