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夜に咲く名前のない恋人達
第2章 ホストクラブデビュー
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そんな姫の言葉を聞いた瞬間、ぷりんはハッとした。
確かにそうだ。
「心結ちゃんに送ってもらえたら、また会いたいって思います。姫先輩……すごい……」
「エヘヘ。姫はすごいから~」
姫は得意げに笑って胸を張ったあと、話を続けた。
「ホストの場合はね、連絡先を交換したり、エレベーターでキスしたりするんだけどね?」
「れ、連絡先の交換……? エレベーターで、キス……?」
そんな……
ファーストキスだって、まだなのに……
ぷりんの顔が真っ赤に染まっていく。
「ま、興味なかったら、送りなしでもいいんだよ? 」
「わ、私は……誰にも送ってもらわなくて大丈夫です……」
そう言いながらも、心の中で引っかかるものがあった。
ルカくんに、まだお礼が言えていない……
もう2度と会うことが、ないかも知れない……
この気持ちは、なんだろう……
その瞬間、ぷりんの口を突いた言葉は、「 姫先輩……ルカくんに送ってもらうこと……できますか?」
だった。
確かにそうだ。
「心結ちゃんに送ってもらえたら、また会いたいって思います。姫先輩……すごい……」
「エヘヘ。姫はすごいから~」
姫は得意げに笑って胸を張ったあと、話を続けた。
「ホストの場合はね、連絡先を交換したり、エレベーターでキスしたりするんだけどね?」
「れ、連絡先の交換……? エレベーターで、キス……?」
そんな……
ファーストキスだって、まだなのに……
ぷりんの顔が真っ赤に染まっていく。
「ま、興味なかったら、送りなしでもいいんだよ? 」
「わ、私は……誰にも送ってもらわなくて大丈夫です……」
そう言いながらも、心の中で引っかかるものがあった。
ルカくんに、まだお礼が言えていない……
もう2度と会うことが、ないかも知れない……
この気持ちは、なんだろう……
その瞬間、ぷりんの口を突いた言葉は、「 姫先輩……ルカくんに送ってもらうこと……できますか?」
だった。
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