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夜に咲く名前のない恋人達
第3章 ルカと歩むアイドル道
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ルカのおかげでファンが増え始めて、約1ヶ月が過ぎた給料日。
デビュー3ヶ月目にして、初めて生活費より少し多い金額が、ぷりんの手に入った。
ルカのおかげでビラ配りも上手くなり、相手を楽しませる話もできるようになってきた。
そして何より、ルカのファンが列を作ってくれたおかげで知名度が上がり、今では純粋にぷりん自身を好きなファンも集まってくれるようになった。
「使えるお金は3万円か……ルカくんにお礼が言いたい。お店に行こうっと」
私の成長を見たら喜んでくれるかな……?
少ないけど自分のお金でルカくんに会ったら、褒めてくれるかな……?
期待に胸を膨らませ、マスクと眼鏡で変装したぷりんは、歌舞伎町のホストクラブ『ジュリア』へ向かった。
店に入ると、受付には黒服の男がいる。
「ご指名はありますか?」
「ルカくんでお願いします」
「少々お待ちください。ルカを呼んできますので」
ホストクラブでは、指名のホストが手が空いていれば、直接迎えに来てくれる。
ぷりんはその瞬間を想像して、自然と頬が緩んだ。
ルカくん、驚くかな?
喜んでくれるかな?
『わざわざ来てくれてありがとう』
『チェキに書いてくれた、大好きって気持ち、嬉しいよ?』
そんな言葉を想像するだけで、心が弾むぷりん。
デビュー3ヶ月目にして、初めて生活費より少し多い金額が、ぷりんの手に入った。
ルカのおかげでビラ配りも上手くなり、相手を楽しませる話もできるようになってきた。
そして何より、ルカのファンが列を作ってくれたおかげで知名度が上がり、今では純粋にぷりん自身を好きなファンも集まってくれるようになった。
「使えるお金は3万円か……ルカくんにお礼が言いたい。お店に行こうっと」
私の成長を見たら喜んでくれるかな……?
少ないけど自分のお金でルカくんに会ったら、褒めてくれるかな……?
期待に胸を膨らませ、マスクと眼鏡で変装したぷりんは、歌舞伎町のホストクラブ『ジュリア』へ向かった。
店に入ると、受付には黒服の男がいる。
「ご指名はありますか?」
「ルカくんでお願いします」
「少々お待ちください。ルカを呼んできますので」
ホストクラブでは、指名のホストが手が空いていれば、直接迎えに来てくれる。
ぷりんはその瞬間を想像して、自然と頬が緩んだ。
ルカくん、驚くかな?
喜んでくれるかな?
『わざわざ来てくれてありがとう』
『チェキに書いてくれた、大好きって気持ち、嬉しいよ?』
そんな言葉を想像するだけで、心が弾むぷりん。
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