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夜に咲く名前のない恋人達
第5章 初体験
自ら曝け出したぷりんの胸を前に、ルカはしばらく顔と胸を黙って見つめていた。

「ぷりん……」

ルカの静かな声に、ぷりんは不安が押し寄せていた。

積極的な女の子に思われたかな……

いやらしい女の子だって思われてないかな……

するとルカが口を開いた。

「ほんと、お前って……」

「…………?」

「可愛い奴……」

少し呆れたような、でも愛しさを滲ませた声が耳に響いた後、ルカの唇が乳房に触れた。

「んん……ふぁ……ん……」

乳首の周りをゆっくりと吸われて、敏感な部分にはなかなか触れてくれない。

そんな甘く焦らされるような感覚に、ぷりんは思わず体を縮こまらせる。

「乳首にキスしてほしい?こんなに固くしちゃって……ぷりんみたいな奴でも、エロいんだ?」

「違うもん……ルカくんが……好きだから……感じちゃうんだよ……」

恥じらいを押しきって、絞り出すように呟くと、ルカはクスッと笑った。

「そういうとこ、ほんと可愛いな?」

そう言いながら、ぷりんの固く突起している乳首に唇が触れた。

「んんっ……んぁ…………んっ……」

桃色の突起している敏感な乳首を優しく吸われるたびに、そこにルカの証が刻まれていくような気がする。

ぷりんの胸の奥が、痺れるなよう感覚に陥っていた。
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