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夜に咲く名前のない恋人達
第5章 初体験
秘部にルカの視線を感じると、羞恥と緊張で胸がいっぱいになった。

皮から顔を出した赤く突起している敏感な肉芽。

微かに左右に開いた秘唇。

愛液で濡れた薄いピンク色の粘膜。

鑑賞でもするかのように見ていたルカが呟く。

「ぷりんのここ……綺麗だよ」

その言葉に、くすぐったいような恥ずかしさが込み上げてくる。

「本当に……?」

震える声で問いかけると、ルカは優しく微笑みながら、そっと頷いた。

「うん。すごく……」

ルカの手がゆっくりと愛液で濡れた粘膜を触れた瞬間、ぷりんの身体がピクッと震える。

「んっ……」

「痛くない?」

ルカの問いかけに、小さく首を横に振る。

「大丈夫……」

そう答えると、ルカがクスッ微笑んで、ぷりんの唇にキスを落とした。

「チュッ………ぷりんって可愛い……」

低く優しい声が耳元に響くたび、心の奥にじんわりと温かさが広がっていく。

ルカの指先が愛液で濡れ、その指が敏感な肉芽に塗りつけられていく。

そのまま、指の腹で肉芽を転がされると、自分でも信じられない大きな声が漏れた。

「んぁ……んっ…………ふぁ……んぁっ……ぁっ……んん……そこ……やだ……」

甘ったるい声を漏らして、我慢できないほどの快楽に蕩けていくぷりん。
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