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緋那子
第5章 淫カレ
見られていたんだ。

ずっと。

視線を感じたから、先輩や同学年の男子の様子を確認していたけど、カメラで撮っていたなんて、想定外でした・・・。

どうしよう?明日は、インカレ。備えて、今日は練習をしないという言い訳も頭を過ったけど、先輩や同学年の男子が練習しているのに、さすがに、一年生の私がそれを言い訳にするわけには・・・。

それに、変に言い訳して練習をしないと、さっき、私が聞いていたことに気が付かれるかもしれない。

やはり、ここは、何もなかった、何も知らなかったことにして、昨日まで通り、練習するしかない。そう、決めて、私は着替えました。

着替えて、グランドに出ると、

「前沢牛!わかっていると思うが、明日はインカレだから、今日は練習を早めに切り上げるぞ」

と、佐藤主将が言ってきた。「早めに切り上げる」という言葉が救いの言葉に聞こえました。

先輩や同学年の男子は、

「明日に向けて、今日は最終調整だ」

「無理はするな」

「軽めの調整でいいぞ」

と、言っていました。私はチラッと、そっちを見て、カメラの位置を確認しました。女子マネージャーが、カメラを操作しているのがわかりました。

やはり、先輩や同学年の男子が走っているコースを映しているように見えて、その延長線上に、私が練習するハードルが入る角度でした。
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