この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
緋那子
第5章 淫カレ
午後の決勝。

新聞会と写真部、YouTube同好会の面々の数がさらに増えて、撮影許可が出ている場所に、50人ほどの人だかりが・・・。

スタンドにも・・・。

「オタサーの姫って感じ」

と、笑うマネージャーの土屋先輩。

「出番ですよ。姫!」

と、お道化る河尻先輩。

「セットのときはお尻を突き出して、ブルマを食い込ませて、サービスして!」

と、話すのは成田先輩。そこに、競技が終わって戻ってきた先輩や同学年の男子。

「前沢牛。頑張れよ!」

と、主将の責任感からか、私に声を掛ける佐藤主将。

舌打ちする土屋先輩。

そんな土屋先輩を横目に見て、フッと笑う佐藤主将。

険悪な雰囲気・・・。

自分の指定されたレーンで準備。スタートの確認をしていると、視線には、新聞会と写真部、YouTube同好会の面々のカメラの砲列。

三脚の上に並ぶ望遠レンズをつけたカメラが20台以上。

その後ろに、カメラを構えている学生たち。

明らか異様な光景。

大会関係者らしい人たちが、許可証の確認をしている感じでした。

でも、全員、申請した許可証を持っているので、何も言えない感じ。

でも、この人数は・・・という表情。

他のレーンの他大学の学生から、

「何か凄いことになっているね」

と、話しかけられる始末・・・。

そのうち、順番にレーンと名前が読み上げられ始め、

「前澤緋那子」

と、呼ばれると、カメラの砲列の辺りから、

「イケェ!!!」

「ひなちゃん!!!」

「姫!!!」

という、厳つい声援・・・。

横のさっきの学生が、私を見て苦笑しているのがわかりました。

迷惑だろうな・・・。

「ごめんなさい」

と、その学生に声を掛けると、

「ドンマイ!」

と、返事が・・・。

私以外はみんな2年生以上。

私は唯一の1年生。

そんな状況でした。

「セット!」

という声が掛かり、全員がセットすると、パーン!という音がして、走り始めました。
/35ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ