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好色なる一族
第2章 発情
筑前紋蔵は83歳。大五郎が政治家になってからずっと大岩家を支える執事だ。髪は真っ白でしわも多い。それでも足腰はまだしっかりしていた。

「何だ?筑前。見てわからんのか?今いいところなんだ」
「わかっております。すいません」
「香待ってろ」
大五郎は縁側にいる筑前の元に寄った。
「実は今、地元の商店街の会長さんがお見えで」
「アポなしだろ?」
「ええ」
「帰ってもらえ、今取り込み中だ」

大五郎は香のところに戻ろうとすると
「実は新しい会長さんで、ご挨拶だけだからすぐに帰ると言っております」
「あの爺さん辞めたのか?」
「はい、入院されたそうです。それで娘さんが後任の会長ということで」
「海老原の娘ってまだ独身であの美人のか?」
「はい、そうです」

大五郎は考えた。あの美人なら会ってみたいなあ。

「わかりました、出直してもらいます」
筑前が行こうとすると
「待て、すぐ松の間にお通して。海老原の娘なら会うよ」
海老原佳代子は地元商店会長の娘で20年前の大学時代はミスコンで優勝したほどの美人だ。何年も会ってないが、大五郎は心が躍った。

「というわけだ。香、服を着なさい。さあ早く」
「私は同席しなくてよろしいですか?」
いきなり3Pってのもな・・・。まずは二人がいいだろう。
「ああ、いいよ」
香は急いで服を着て、秘書室に戻った。
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