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恋する妻が母になって(裸のふみ)
第3章 夏休み
少し陽が低くなりビーチからも人影が少なくなりました。十分日焼けした4人は最後に岩場から飛び込むとビーチに帰ることにしました。しかし紳士たちは郁に、ちょっとした意地悪をしました。

「あたしの水着、隠されちゃったw」
男たちは自分の水着を着ると、ひとりが持って来た荷物をまとめました。そして頭に荷物を乗せ、他の2人と海に入り郁を待っています。しかし郁は全裸のまま、困り果てていました。

「ケイ君がビキニ、コウジ君がブラを被ってたw」
郁はその姿を見て思わず笑っていました。同時に意地悪をされ、なぜか身体の芯が火照るのを感じました。

「もうっ!って怒ってみせたけど…」
それは郁の本心ではありません。男たちは郁の気持ちを見透かすように、先に泳ぎ始めました。そしてひとりだけ、泳ぎの得意でない郁を待っていました。

「ヨウジ君が手招きしてたw」
郁は覚悟を決め海に飛び込みました。すぐに男が寄ってきて郁の手を取りました。そのままふたりで前を泳ぐ男たちを追いかけました。

ビーチが目の前に見え、やっと足が届くようになりました。郁は海の中に裸を隠しながら、水着を取り返しました。ヨウジ君が手伝いながら郁はビキニを着けると、ビーチに上がりました。

半日近く海で過ごし、郁はクタクタになっていました。同時に夜に起きることを想像して、あそこがキュッとなりました。その夜は郁の想像通りになりました。
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