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第3章 夏休み

「郁は誰がよかった？」
「みんなよかったｗ…でもヨウジ君、優しかった」
3人とも紳士でしたが、郁はヨウジ君が一番お気に入りでした。海でもずっと郁を見守っていました。

「ヨウジ君、今小学校の先生だよ…」
文ちゃんの旦那を通じ、郁は今も消息を知っています。僕は少し心配になりました。

「大丈夫、今は悠だけだよ…ｗ」
郁はずっと悪戯な目で僕を見ています。

「あの夜はエッチだった…」
明るい8畳の部屋で郁はまずケイ君とキスしました。勝った王様が最初に女子高生の若い肢体を楽しむ権利があります。

「『郁ちゃん、バージン？』って聞かれちゃった」
ケイ君に聞かれ郁は正直に答えました。郁の返答に男たちはより興奮していました。

「一回だけ…って言ったら、みんな優しくしてくれた」
「優しくセックスしたの？」
「うん、優しくされた…」
ヨウジ君は明かりを消してくれました。郁は明るくても平気でしたが、気を使ってくれるその気持ちが嬉しかったのです。

「みんなあたしのこと、派手な子と思ったみたいｗ」
緩いウェーブがかかった金髪にミニスカ、水着は黒い小さなビキニです。派手に思われても当然です。しかし文ちゃんの彼氏を通して、彼らは郁の真面目さを聞いていたようです。