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恋する妻が母になって(裸のふみ)
第3章 夏休み
「どんどん気持ち良くなって…」
郁は男の腰の動きに合わせ、吐く息が荒くなっていました。

「でもケイ君、先にいっちゃった…」
「郁は?」
「気持ち良かったけど、いってない…」
男は長い射精のあと深く息を吐きました。郁は男の姿を見て可愛いと思いました。カーテンの開いた大きな窓から、部屋に月の光が差し込んでいます。

「男の人っていったあと、可愛いよねw」
「可愛い?」
「うん、お兄も悠もみんな可愛い…」
「みんな?」
「あたし、可愛い人しかセックスしないもんw」
郁は酔いもあり、本当に正直に告白しています。僕はさらに郁に訊ねました。

「じゃあ可愛い人の名前、みんな憶えてる?」
「待って…うん、覚えてる」
少し考えて郁は頷きました。僕は興奮とともに少し怖くなりました。

「ケンイチさん…店長さんね。そしてケイ君、コウジ君…」
郁は告白を続けました。

「ケイ君があたしに『ゴメン…』って」
先にいった男は少し早漏でした。しかし郁はまだ、たった2回目の経験でした。

「『郁ちゃんの中、気持良すぎ…』ってw」
男は早漏の言い訳をしながらゆっくり腰を引くと、あそこを抜きました。郁はセックスの気持ち良さを感じましたが、まだ本当の快感を知りません。

「痛みはちょっとだけ…気持ち良かった」
郁の頬にケイ君がチュッとキスしました。まだ荒い息のまま、郁は男に微笑みました。次の男が郁の手を握っていました。

「次はコウジ君、トランプに勝った順番…」
男も優しく郁を引き寄せました。こんどは隣の布団の上で、郁は男とキスしました。郁はもう、男たちに身も心も許していました。
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