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恋する妻が母になって(裸のふみ)
第4章 32歳の郁
「郁、さっき秘密って…」
「うん?さっき話した高校時代の続き…?」
「それも興奮した…w」
もう夜中の0時を回りましたが、僕はまだまだ眠くありません。しかしふたりの子供の母親である郁は、育児に疲れているかも知れません。

「お兄…何が知りたいのw?」
「僕のいないとき、どうしてるかなって…」
「うん、エッチだよ…あたしの毎日w」
郁はそう言うと、ベッドの中で僕に抱きついてきました。裸の妻の体温を全身に感じると、僕の身体をふっとミルクの匂いが包んでいました。

郁の毎日を聞くことは、同時に悠の毎日も知ることになります。悠はコロナ禍に社会人になり、リモートワークで働いていました。そして今もリモートが主体で、出社は月に数度の会社で働いています。ゆえに毎日、ほとんど僕のマンションで仕事をして、同時にヨウとハルカの育児も手伝ってくれます。

「だからヨウが生まれたときより、ずっと楽…w」
郁がそう言ったとき、僕は少しばかり気が楽になりました。そして気になる郁のエッチな毎日を、もっと知りたくなりました。

「お兄が最後に帰って来たの、3か月前だよね…」
「うん…あのときはエッチしなかった」
「だってあのころはまだ、悠ともしてないもんw」
赤ちゃんが生まれてすぐのころは、当然全てが子供中心になります。僕ももっと帰って来たかったのですが遠方、かつ多忙のころで帰れませんでした。

「最初はハルカとヨウの育児で大忙し…w」
しかし3か月を過ぎると、夜間のハルカのミルク回数も少なくなり、郁もそれなりに余裕が出てきました。

「それに悠がいるからね…w」
「いつから…?」
「うん?悠とのエッチ?!」
僕はまた、あそこが疼くのを感じていました。しかし郁の裸体に手を伸ばすことより、その告白を聞くことに興奮を感じていました。
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