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恋する妻が母になって(裸のふみ)
第2章 初体験
僕が知っている郁の秘密…初めてのセックスは高校生の時でした。郁は悠と僕の公認で付き合い始めたころから、過去を隠さず話すようになりました。

「郁の初体験…もしかして、あの写真の人?」
「…そう、見せたことあるよね」
付き合っていた頃、郁が自分の部屋でアルバムを見せてくれたことがありました。アルバイト先での写真、高校の制服でピースする郁がいました。そこには郁と一緒に、小柄で小太りの中年男性が写っていた記憶がありました。

「失礼だけど、すごいオジサンじゃなかった?」
「失礼かもね、お兄w。でもお父さんみたいで…好きになった」
郁は中学の時、父親を交通事故で亡くしています。父親の面影を、その男性に見出したのでした。

「夏休みにそのお店でバイトを始めて…」
「うん…」
「その人、誰にでも優しく声を掛けてくれたから…あたしもよく話してた」
同じようなチェーン店でしたがデパートと違い、街の小さなお店でした。営業時間はたいてい、社員ひとりとパートかアルバイトのひとりかふたりで回していました。

「最初は店長と女子高生のバイト…普通の関係だった」
「いつ普通じゃなくなったの?」
「始めた年の冬、かな…w」
パートさんが急に辞めて、郁がたくさんシフトに入るようになりました。必然的に店長とふたりでお店を回すことが増えていました。そしてふたりでいる時、郁は店長に何かと話しかけていました。郁の他愛無い話を、店長はいつもニコニコ聞いてくれました。

「年末に近くなって忙しかったけど…店長とふたりは楽しかった!」
「クリスマスの頃?」
「うん、ちょうどその頃…夜8時までのお店で、片づけをしたらいつも8時半…」
お店の営業が終わりと郁が掃除をし、店長がレジを閉めます。本当は3人で閉めるのですが、シフトが足りず郁と店長だけの日が多くありました。

「その日すごく遅くなったから、店長が車で送ってくれた」
店長はちゃんと遅くなって申し訳ないと、郁の家に連絡をするように言いました。郁は素直に家に電話をかけ、遅くなるから店長に送ってもらうと告げ、母親にOKを貰いました。

「電話、店長も出て直接お母さんに謝ってくれた…だからお母さんも信用したの」
「その時、エッチしたの?」
「ううん、違うよ…でも、もう内緒っ!」
悠の時と同じように、最初は悪戯な笑顔ではぐらかしました。
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